エネルギー保存の法則は成立しない、かもしれない。
エネルギー保存の法則というものが存在します。
熱が運動に変わったり、運動が電気に変わったりするときのエネルギーの総量は変わらないよ、という法則ですね。
僕は、エネルギー保存の法則を信じていません。
経験と照らし合わせて考えてみます。
例えば、スポーツ。
おにぎり1個のカロリーは約200kcal
4kmランニングをすると消費するカロリーは約200kcal
ということは、おにぎり1個食べると、4km走れる、ということになります。
本当でしょうか?
ライバルと競うと、自分の思った以上に走れちゃったりしませんか?
親や友達の「頑張れ〜!」というたった一言で、疲れを感じないくらいにアドレナリンが出ることもありませんか?
保存しているとは考えられない、湧き上がってくる謎のエネルギーというものが、僕は存在しているように思えます。
たとえ朝ごはんがおにぎり1個だろうと、朝イチから怒られれば元気はなくなってパフォーマンスも落ちるし、褒められればやる気になって色んなことがうまくいく。
そんな経験が僕にはあります。
好きな人と学校内でばったりはち合わせて、緊張して体が熱くなるあの感じは、説明できそうもない熱エネルギーかのようにも思えます。
受験勉強に思いっきり打ち込んで、後から「あの時はなんであんなに頑張れたんだろう」と思うこともあります。
湧き上がってくる謎のエネルギーが存在するはずだ!と僕は信じているので、エネルギー保存の法則は成立しない、なんて考えています。
でも、きっと成立するんでしょう。
「頑張れ〜!」の声援に必要なエネルギーや、アドレナリンを出すために体や脳が使うエネルギーなど、細かく計算していくと結局エネルギー保存の法則は、法則として間違ってない!と論破されるんでしょう。
ここまで書いておいて話をひっくり返すようですが、正直エネルギー保存の法則が成立するかどうかなんてどうでもいいのです。
大切なのは
湧き上がってくる謎のエネルギーの存在を信じられるのならば、「頑張れ!」「応援してるよ」と声をかけることで誰かが頑張れるかもしれないということ。
好きな人に向き合ったときに体が熱くなることで、相手に本当の気持ちを伝えられるかもしれないこと。
褒められて、誰かの1日がうまくいくかもしれないこと。
法則にとらわれないで、平和な循環が少しでも増えると信じることができれば、少しだけ世の中が良くなるはず。
エネルギー保存の法則によれば、世界のエネルギーの総量は変わることはありません。
でも、僕たちの言葉や行動で少しでも世の中が良くなるのであれば、平和な循環を進めていきたいな、と思うのです。
今日も、僕の言葉と行動で誰かに湧き上がってくる謎のエネルギーを感じてもらえますように。
....すごく啓発的な内容になってました笑